平成 29年 6月定例会(第2回)平成29年
山陽小野田市議会(第2回定例会)
会議録平成29年6月28日 午前10時 開議
議員定数 (22名) 現員数 (19名)
出席議員 (19名) 議 長 尾 山 信 義 君 副議長 三 浦 英 統 君 議 員 石 田 清 廉 君 議 員 岩 本 信 子 君 議 員 大 井 淳一朗 君 議 員 岡 山 明 君 議 員 小 野 泰 君 議 員 河 﨑 平 男 君 議 員 河 野 朋 子 君 議 員 笹 木 慶 之 君 議 員 下 瀬 俊 夫 君 議 員 杉 本 保 喜 君 議 員 中 島 好 人 君 議 員 中 村 博 行 君 議 員 長谷川 知 司 君 議 員 松 尾 数 則 君 議 員 矢 田 松 夫 君 議 員 山 田 伸 幸 君 議 員 吉 永 美 子 君
欠席議員 ( 0名)
事務局職員出席者 局 長 中 村 聡 君 議 事 係 長 中 村 潤之介 君 書 記 原 川 寛 子 君説明のため出席した者 市 長 藤 田 剛 二 君 副 市 長 古 川 博 三 君 総 務 部 長 今 本 史 郎 君
総合政策 部長 川 地 諭 君 文化・
スポーツ振興部長 姫 井 昌 君
市民生活 部長 城 戸 信 之 君
健康福祉 部長 河 合 久 雄 君
産業振興 部長 芳 司 修 重 君 建 設 部 長 森 一 哉 君
成長戦略 室長 大 田 宏 君 総合事務 所長 吉 藤 康 彦 君 教 育 長 宮 内 茂 則 君 教 育 部 長 尾 山 邦 彦 君
病院事業管理者 河 合 伸 也 君
水道事業管理者 岩 佐 謙 三 君本日の会議に付した事件日程第1
会議録署名議員の
指名日程第2 議案第52号から議案第54号までの3件について
委員長報告、質疑、討論及び採決(
総務文教常任委員長報告)議案第52号
山陽小野田市
組織条例の一部を改正する条例の制定について議案第53号
山陽小野田市
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について議案第54号 物品の購入について日程第3 議案第51号及び議案第30号の2件について
委員長報告、質疑、討論及び採決(
民生福祉常任委員長報告)議案第51号 平成29年度
山陽小野田市
介護保険特別会計補正予算(第1回)について議案第30号
山陽小野田市
空家等対策の推進に関する条例の制定について日程第4 議案第50号の1件について
委員長報告、質疑、討論及び採決(
一般会計予算決算常任委員長報告)議案第50号 平成29年度
山陽小野田市
一般会計補正予算(第2回)について日程第5
委員会提出決議案第1号の1件を上程、
提案理由の説明、質疑、討論及び
採決委員会提出決議案第1号 議案第50号平成29年度
山陽小野田市
一般会計補正予算(第2回)に対する
附帯決議について追加日程第6
議員提出議案第2号の1件を上程、
提案理由の説明、質疑、討論及び
採決議員提出議案第2号
山陽小野田市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について日程第7
山陽小野田市
選挙管理委員及び補充員の選挙について日程第8
議員派遣について日程第9 閉会中の調査事項について────────────午前10時開会────────────
○議長(
尾山信義君) おはようございます。ただいまの
出席議員数は19名で
会議定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付してありますとおり進めてまいります。────────────
△日程第1
会議録署名議員の指名 ────────────
○議長(
尾山信義君) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、
会議規則第87条の規定により、議長において
長谷川議員、
松尾議員を指名いたします。────────────
△日程第2議案第52
号~議案第54号 ────────────
○議長(
尾山信義君) 日程第2、議案第52
号山陽小野田市
組織条例の一部を改正する条例の制定についてから、議案第54号物品の購入についてまでの議案3件を
一括議題といたします。 本件に対し、
総務文教常任委員長の報告を求めます。
河野委員長。(
河野朋子君登壇)
◎
総務文教常任委員長(
河野朋子君) おはようございます。6月定例会において本委員会に付託されました3議案について、6月14日に
委員全員出席のもと委員会を開催し、
慎重審査をいたしましたので、その内容について報告をいたします。 まず、議案第52
号山陽小野田市
組織条例の一部を改正する条例の制定についてです。 概要ですが、
成長戦略室を廃止し、大学に関する業務を所管する新たな組織、
大学推進室を設置するものです。 審査によって明らかになったことは、これまで
成長戦略室の所管であった特命事項については、今後は副市長が中心となり、個別に判断し対応するということです。 また、
秘書に関すること及び
総合教育会議に関することについては、総務部に新たに部署を設置するということです。 さらに、
大学推進室は、大学の建設、大学に関する行政が行う事務、中期目標の作成や、今後、文科省に対する申請等を所管して、大学を活用した
まちづくりについては
総合政策部が中心となって進めていくということが明らかになりました。 なお、
成長戦略室の成果としましては、
山口東京理科大学の公立化、
薬学部新設の推進、
現代ガラス展の実施、
地域通貨導入の
取り組み等7点がありますが、
成長戦略室の目的でありました組織全体の
スピード感と
推進力向上をさせることが、どの程度までできたかということについては、検証は行っていないという答弁がありました。 討論はなく、採決の結果、
全員賛成で可決すべきものと決しました。 次に、議案第53
号山陽小野田市
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定についてです。 概要は、給与法の改正により、平成29年度以降、
扶養手当支給額が改定されたことに伴い、
非常勤消防団員等に対する
補償基礎額の加算額及び語句について改正するものです。 審査によって明らかになったことは、市の職員と同じように配偶者の手当を下げ、子供の手当を上げたが、現在、
山陽小野田市
消防団員等公務災害補償条例による
損害補償の支給を適用している団員は今いないということがわかりました。 討論はなく、採決の結果、
全員賛成で可決すべきものと決しました。 続きまして、議案第54号物品の購入についてです。 概要は、
学校給食センターで調理した給食を各小中学校に配送するための
普通貨物車3トン
ロングボディー9台と、
普通貨物車2トン1台の計10台の車両を、
山口日野自動車株式会社宇部支店より購入するものです。 審査によって明らかになったことは、
入札指名業者6社のうち
市内業者が1社、準
市内業者が1社、
市外業者が4社ということで、そのうち1社が辞退をし、実際に入札したのは5社だったということです。 また、車両は9台で運用し、1台は予備として、毎日ローテーションして使用するということです。給食の配送は、今回購入する車両を使って、今後、
業者委託をするということが明らかになりました。 さらに、各学校の給食室の改造が必要となり、今年度、来年度2カ年かけて改修工事を行うということです。 討論はなく、採決の結果、
全員賛成で可決すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。
議員各位の慎重審議のほどよろしくお願いいたします。(
河野朋子君降壇)
○議長(
尾山信義君)
総務文教常任委員長の報告が終わりましたので、これより質疑、討論、採決を行いますが、質疑、討論、採決については1件ずつ行います。 議案第52
号山陽小野田市
組織条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。
下瀬議員。
◆議員(下瀬俊夫君) 16番。先ほどの
委員長報告の中で、
成長戦略室のこれまでの総括が必要ではないかということを本会議でも言っておきました。 今の報告を聞いてみましたら、何といいますか、具体的なやっぱり総括がされていない。今後されるんかどうか、それもわかりませんが、もともと
成長戦略が、いわゆる硬直化した行政の組織の中で、それをどうやって動かすかということで横串を刺していくんだというふうな言われ方がされたわけですね。 結局、何が問題だったのか。私はやはり白井市政の12年間で、
行政組織そのものが
大変硬直化を始めて、もう機能しなくなっていたと。それを何とか動かそうとした。そのためにつくられたのが、私は
成長戦略じゃなかったんかなというように思うんですね。 結果的に、それをつくっても、いわゆる
行政組織そのものが本当に機能しなかった、いう結論ではないんかというふうに思うんですが、今後そういうふうなきちんとした検証がされるのかどうなのか、これについては議論があったかどうか、お答え願いたいと思います。
○議長(
尾山信義君)
河野委員長。
◎
総務文教常任委員長(
河野朋子君) 提案時の質問の中で議員からありましたように、
成長戦略室の総括が必要ではないかといったことがありましたので、委員会の中でも、
成長戦略室の成果についてということで7項目の、先ほど少し一部読み上げましたが、7項目について説明があったことはあったわけですけれども、それについて、さらに今のような、議員が御指摘のようなことを委員会の中でも再度質問をされたというところであって、今言われたように、当初の目的である
縦割り行政に横串を刺すとか、ピンポイントで特効薬になるような、そういった組織として必要であるといった主張がされてできた組織ですが、それがどうだったのかという検証こそが必要ではないかとか、組織つくったことによって、どういうことが効果があったのかといったことについての検証が必要ではないかといった指摘はあったんですけれども、残念ながら報告の中で言いましたように、それについて庁内で、あるいはトップ間で、そういった話がほとんどされていないということ自体が、委員会の中でも少し問題視されたところであって、今後それについて検証するのかどうかといったことについては、委員会の中ではそれ以上の議論はしておりません。 以上です。
○議長(
尾山信義君) ほかに御質疑はありませんか。
山田議員。
◆議員(
山田伸幸君)
成長戦略室が取り組んできたことの中に、
レノファ山口との、これを
まちづくりに生かすということがあったんですが、これがない。この中で、
取り組みの中にありません。 それと、それぞれ成果ということで、理科大の公立化だとか
薬学部推進、
現代ガラス展もやられますけど、
地域通貨、これは投げられただけで、結局何も
取り組みとして日の目を見ていないんですが、これも成果というふうに説明がされたんでしょうか。
○議長(
尾山信義君)
河野委員長。
◎
総務文教常任委員長(
河野朋子君) 今2点あったと思います。
レノファ山口につきましては、先ほど示した7点ほど成果の中に上げておられました。先ほどの
委員長報告では読み上げませんでしたが、その中には、県下でも山口市に次いで2番目に応援都市として名乗りを上げ、練習拠点に導いたといった説明がされて、一応それの成果というふうに上げられております。 それから、
地域通貨の導入の
取り組みについても、やはりこれが成果と呼べるのかどうかというのは、いろいろ議論もあるかもしれませんけれども、説明によれば、
地域通貨導入の仕組みを整理して担当課に引き継いだというような、そういった説明をもって一応導入の
取り組みをしたという成果として上げられて説明を受けております。 以上です。
○議長(
尾山信義君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
尾山信義君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
尾山信義君) 討論なしと認めます。 これより、議案第52号について採決いたします。本件に対する
委員長報告は可決であります。よって、本件は
委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
尾山信義君) 異議なしと認めます。よって、本件は
委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第53
号山陽小野田市
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
尾山信義君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
尾山信義君) 討論なしと認めます。 これより、議案第53号について採決いたします。本件に対する
委員長報告は可決であります。よって、本件は
委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
尾山信義君) 異議なしと認めます。よって、本件は
委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第54号物品の購入についての質疑を行います。御質疑はありませんか。
山田議員。
◆議員(
山田伸幸君) 給食の配送について、これ
業者委託ということになっているんですが、本市で、こういった業務を専門的に扱われる業者がおられるんでしょうか。 現在は、それぞれ調理員さんが、親子配送の場合、子のほうから来られて、帰りに運転して帰られるというふうになっておるんですが、そういった、実際にどのような運用がどういった業者によってされるのかということについては、どういった議論がされたでしょうか。
○議長(
尾山信義君)
河野委員長。
◎
総務文教常任委員長(
河野朋子君) 今回の議案は、配送車の車両の購入ということで、その件について審査をしておりまして、先ほど少し報告の中で申し上げました、「今後、
業者委託をする」といった答弁はいただいておりますが、さらにそれ以上の踏み込んだ議論には今回はいたしておりません。
○議長(
尾山信義君) ほかに御質疑はありませんか。
杉本議員。
◆議員(杉本保喜君) このたび、9台プラス1台ということで買うということなんですけど、この車は
リフトつきの車だということなんですけども、これはリフトがついておるということは、カートごと乗せて移動するというふうに想像されるんですが、この辺の、いわゆる各学校に配送した場合の衛生面、その
あたり等は説明があったんでしょうか。
○議長(
尾山信義君)
河野委員長。
◎
総務文教常任委員長(
河野朋子君) 食器、それから食缶、そういったコンテナを配送車に乗せて各学校に運んでいくというようなことについての説明はありましたが、それ以上のコンテナについての安全性とか、そういったことについての議論は、今回購入についてはいたしておりません。
○議長(
尾山信義君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
尾山信義君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
尾山信義君) 討論なしと認めます。 これより、議案第54号について採決いたします。本件に対する
委員長報告は可決であります。よって、本件は
委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
尾山信義君) 異議なしと認めます。よって、本件は
委員長報告のとおり原案可決されました。────────────
△日程第3議案第51号・議案第30号 ────────────
○議長(
尾山信義君) 日程第3、議案第51号平成29年度
山陽小野田市
介護保険特別会計補正予算(第1回)について及び平成29年3月定例会において
継続審査といたしました議案第30
号山陽小野田市
空家等対策の推進に関する条例の制定についての議案2件を
一括議題といたします。 本件に対し、
民生福祉常任委員長の報告を求めます。
下瀬委員長。(下瀬俊夫君登壇)
◎
民生福祉常任委員長(下瀬俊夫君) おはようございます。
民生福祉委員会の下瀬であります。 ただいま議題となりました、議案第51号平成29年度
山陽小野田市
介護保険特別会計補正予算(第1回)について、6月15日に
委員全員出席のもとで委員会を開催し、
慎重審査を行いましたので、審査の概要と結果について報告いたします。 今回の
補正予算は、歳入歳出とも678万7,000円を増額をし、
予算総額61億7,407万8,000円とするものであります。 内容は、
介護給付費の精算に伴う支払基金への交付金678万7,000円の返還などが主なものでありますが、委員より、さしたる質疑はありませんでした。質疑を打ち切り、討論はなく、採決の結果、
全員賛成にて可決すべきものと決しました。 続いて、議案第30
号山陽小野田市
空家等対策の推進に関する条例の制定についてであります。 この条例は3月議会で
継続審査となり、この間、
民生福祉委員会で10回にわたり、協議、審査を重ねてまいりました。 それでは条文に沿って、委員会として一致した内容を説明をいたします。 まず、お手元のA3の参考資料をごらんください。 第1条目的についてであります。「新条例の目的は、空き家の
適正管理の観点から定められ提案されていますが、空き家の利活用について、条例の目的に規定しないのはなぜか」という疑問が委員会の中で出され、執行部から、「特措法の中にあるので、あえて条文に書かなかった」と説明がされました。 しかし、第4条の市の責務には、
空き家等の
活用促進に関する施策の実施が含まれており、また第7条の
空家等対策計画及び第8条の
空家等対策協議会の
協議事項には、
空き家等の活用も含まれております。 したがって、新条例の中に
空き家等の活用に関する規定が含まれ、かつ今後の市の
空き家等対策の方針を明確にするためにも、「空家等の
活用促進による
地域振興」との文言を目的の中に加えるべきであるという結論に達しました。 以上から、第1条の目的の中に、「
まちづくりの推進」の次に「並びに空家等の
活用促進による地域の振興」を追加します。 第2条定義、第3
号管理不適切空家等についてであります。
管理不適切空家等の定義では、適切な管理がされておらず、周辺の
生活環境に悪影響を及ぼす空家等であるが、
特定空家等でないものとなっていました。 しかし、「この表現では、
管理不適切空家等と
特定空家等との区別が不明確だ」と意見が出されました。
管理不適切空家等というのは、特措法には規定がなく、本市独自の概念である。新条例で規定した理由は、
特定空家等ではないが、そのまま放置しておけば、
特定空家等になるおそれがある
空き家等に対し、それを未然に防ぐための手段を講じる必要があると思われますから、その趣旨が明確になるような定義とすべきであるという結論に達しました。 以上から、第2条定義の第3
号管理不適切空家等の定義を「周辺の
生活環境に悪影響を及ぼす空家等(
特定空家等であるものを除く。)」を「
特定空家等になるおそれのある空家等」に改めます。 第2条定義、第4
号所有者等についてであります。
所有者等の定義は、「市内に所在する空家等の所有者又は管理者をいう」となっていますが、第5条、第9条の「
所有者等」の前に、「空家等の」「
管理不適切空家等の」とあることから、第2条において定義すべき
所有者等とは、空家等の所有者または管理者ではなく、一般的な不動産の所有者または管理者のことであると思われます。 新条例は、第1条に「特措法に定めるもののほか」と定めているように、特措法を補完する条例であることから、特措法の規定と整合性をとる必要があります。特措法では
所有者等の定義はなく、特措法第5条において、「空家等の所有者又は管理者(以下「
所有者等」という。)」としています。これは略称規定であり、「所有者又は管理者」の略称を「
所有者等」としたものであります。 以上のことから、第2条の定義、第4号の
所有者等の定義を削り、
基本理念の中で、
所有者等の略称を規定することにしました。 第4条市の責務についてであります。 後ほど報告しますが、条例に
基本理念を定めた場合、市は
基本理念に基づき事業を行う責務があると考えます。今回新たに、条例の中に
基本理念を追加することになりましたので、「市は」の次に「、
基本理念にのっとり」を加えます。 第8条協議会の
委員構成についてであります。 「協議会の
委員構成については、条例で規定すべきではないか」という意見が、委員会で出されました。協議会の
委員構成について、特措法では市長以外の委員については例示程度で、具体的には各市町村の実情に応じて市長が定めることとされています。 本市の場合、新条例第8条第3項で、「協議会の組織について必要な事項は、規則で定める」と規定されています。 以上の点から、特に条例の修正は行いませんが、
委員構成は協議会の組織に関する事項であり、新条例で規則委任している以上、規則で定めるべきであるということを指摘をしておきたいと思います。 第8条協議会、第5項の規則委任についてであります。 「協議会の組織及び運営について必要な事項は、規則で定める」とされていますが、特措法第7条第3項で、「協議会の運営に関し必要な事項は、協議会で定める」と規定されています。 以上の理由で、協議会の運営について規則で定めることは適当ではないので、第8条協議会の第5項中「及び運営」を削ります。 第9条情報の提供又は助言についてであります。 「現条例や特措法には、必要な支援や援助についての規定がありますが、提案された新条例には、支援や援助の規定がない」という意見が、本会議や委員会で出されました。 新条例第9条は、
管理不適切空家等が
特定空家等となることを防ぐための方策を規定しているものですが、その方策は情報の提供、助言、指導のみとは限らないので、あらゆる方策をとることができるように、その他の支援も含めて規定すべきであります。 また、
管理不適切空家等は本市独自の空き家の区分であり、特措法第12条の「情報の提供、助言その他必要な援助」が適用される空き家でもあるため、整合性をとる必要があると考えます。 以上の点から、第9条の中の「又は助言若しくは」を「、助言その他必要な援助又は」に改めます。
基本理念についてであります。 「空き家の利活用も含んだ新たな
空き家対策に取り組むに当たって、
基本理念を規定すべきではないか」という意見が、委員会で出されました。 新条例は協議会の設置のみではなく、特措法に規定されていない、
管理不適切空家等の取り扱いや努力義務を義務規定にするなど、特措法の規定に上乗せした内容での改正となっています。 つまり、国の方針以上に、積極的に
空き家対策に取り組む姿勢を示したものであるので、その姿勢を明確にするため、本市の
基本理念を新条例に盛り込むことは非常に有効であります。 委員間での協議や執行部との協議を重ねた結果、
基本理念を以下のように定めます。 空家等に関する対策の
基本理念は、次に掲げるとおりとする。 1、地域住民の生命、身体又は財産を保護するとともに、その
生活環境の保全を図るため、空家等の適切な管理を促進すること。 2、空家等が定住の促進及び
地域振興のための有用な資源であることを認識して、活用を促進すること。 3、市、空家等の所有者又は管理者(以下「
所有者等」という。)及び市民等がそれぞれの役割を認識し、相互の理解と連携を図りつつ、協働して取り組むこと。 附則、
施行期日についてであります。 附則第1項中、条例の
施行期日が「平成29年4月1日」とあるのを「公布の日」に改めます。 最後に、これまで報告したとおり、
委員会審査の中で全議員が一致した内容に沿った修正案が、副委員長から提出をされました。今、お手元に配っております。 この修正案について、質疑、討論はなく、
全員賛成にて可決をされました。 次に、修正案を除く原案について、これも討論はなく、
全員賛成にて可決すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。よろしく御審議、御決定いただきますようお願いを申し上げます。(下瀬俊夫君降壇)
○議長(
尾山信義君)
民生福祉常任委員長の報告が終わりましたので、これより質疑、討論、採決を行いますが、質疑、討論、採決については1件ずつ行います。 議案第51号平成29年度
山陽小野田市
介護保険特別会計補正予算(第1回)についての質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
尾山信義君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
尾山信義君) 討論なしと認めます。 これより、議案第51号について採決いたします。本件に対する
委員長報告は可決であります。よって、本件は
委員長報告のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
尾山信義君) 異議なしと認めます。よって、本件は
委員長報告のとおり原案可決されました。 次に、議案第30
号山陽小野田市
空家等対策の推進に関する条例の制定についての質疑を行います。御質疑はありませんか。岩本議員。
◆議員(岩本信子君) 第9条のところでございますが、これでは支援ということで必要であるんではないかということがうたわれているわけなんですが、それで援助という言葉が入っているわけなんですが、これ先ほどの委員長の説明では、あらゆる場合にも対処するために、こういう文言を入れたということになっているんですが、これは助成金といいましょうか、補助金というか、そういうことも含まれているという感じで、これを入れられているわけなんでしょうか。
○議長(
尾山信義君)
下瀬委員長。
◎
民生福祉常任委員長(下瀬俊夫君) 先ほど報告でも言いましたように、この管理不適切空家に対して、指導、助言だけでは、何もしなかったら特定空家になってしまうわけですね。だから当然、特措法でも言っているように、基本的に援助という項目が要るんではないかということであります。 その援助の内容ですが、どういう援助をするかというのについては、これはやはり行政対応ですから、中身はいろいろあると思うんですが、いろんな対応ができるように条例上うたおうということであります。 以上。
○議長(
尾山信義君) 岩本議員。
◆議員(岩本信子君) だから、先ほど言われたように、あらゆる場合に対処するためにと言われたから、補助金とかいう、例えばそういうふうな助成制度も含まれるのかって聞いたんですけど、含まれるという考え方でよろしいわけですね。
○議長(
尾山信義君)
下瀬委員長。
◎
民生福祉常任委員長(下瀬俊夫君) 補助金という格好だけに限定していないということですね。 だから、いろんな援助があるわけですから、それは今言ったように行政対応ですから、いろいろ対応を考えていただくということでしょう。 以上。
○議長(
尾山信義君) ほかに御質疑はありませんか。岩本議員。
◆議員(岩本信子君) ここのところがすごく微妙な問題だと思うんですよね。 それで、先ほど言われましたように、新条例には結局、
地域振興を加えるということに、おっしゃっていますよね。 そうすると、これは具体的な事例として空き家があった場合、それを空き家を活用して、いろいろな事業を起こそうとする方がいらっしゃったら、それに対する、じゃ援助ということもあるのかということなんです、具体的に言うと。そのことがちょっと気になったもんですからお聞きしたんですが、どうですか、そういうことに対しては。
○議長(
尾山信義君)
下瀬委員長。
◎
民生福祉常任委員長(下瀬俊夫君) 今後の空き家の利活用、多分、今の話は利活用の話だと思うんですね。利活用については、今後、
空き家対策の総合計画をつくっていく中で議論されていく問題だろうと思っております。 だから、そういう点で、私たちは手を縛らずに、いろんな対応ができるようにしたほうがいいということで条例化したわけですから、そこら辺はきちんと酌んでいただきたいと思います。
○議長(
尾山信義君) ほかに御質疑はありませんか。
山田議員。
◆議員(
山田伸幸君) 私の近所にも空き家があって困る。ただ、空き家といっても、所有者が高齢で施設入所、あるいは病気入院ということで、非常に対応に苦慮するという事例が発生をしているんですが、例えばそういった空き家を整備する、本当、木が伸び放題、草が伸び放題で近所に迷惑をかけているわけですが、そういった場合に、市が少しでも援助して、そういった近所の迷惑を防止する。そういったことが、今言われた援助の中身に含まれていると考えていいんでしょうか。
○議長(
尾山信義君)
下瀬委員長。
◎
民生福祉常任委員長(下瀬俊夫君) この特措法にしろ、今回の条例のつくられた一つの基本的な理念として、所有者の責務というのがあるんですね。だから、当然、第一義的に空き家の所有者、
空き家等、これはもう空き地等も含むんですが、その
空き家等の所有者の責任責務が、やっぱりある意味では第一に問われるわけです。 それに対して、なかなか、何といいますか、それだけでは利活用が進まないいうことで、今いろんな自治体で、それに対するいろんな援助の方法をとっています。 これについては、さっき言いましたように、総合計画の中できちんとうたわれるということでありますので、基本的には今言ったように、特定空家にならないための方策について、単なる指導援助、指導、助言だけじゃなしに、援助も含めるべきだということが委員会の中で、これ本会議でもそういう要請がありましたんで、改めてこれを入れたということであります。
○議長(
尾山信義君)
山田議員。
◆議員(
山田伸幸君) この援助というのを加えることですけど、議会のほう、これで一致したわけですが、執行はこういったものに対する意見等は、何か言ってきているんでしょうか。
○議長(
尾山信義君)
下瀬委員長。
◎
民生福祉常任委員長(下瀬俊夫君) いや、先ほど言ったように、特措法にはちゃんと援助があるわけですよ。だから、特措法にあるから、あえて条例にはうたわなかったという言い方なんで。 しかし、やっぱり条例でもきちんとうたうべきだということで、この文言を入れたということであります。 以上。
○議長(
尾山信義君) ほかに御質疑はありませんか。河﨑議員。
◆議員(河﨑平男君) 委員長にお尋ねいたします。 第8条の協議会委員の構成でありますが、規則で定めるということであります。ついては、29年4月1日に公布するちゅうことでありますが、何人ぐらいで、どのような人がなるか等については審議されたのでしょうか、お尋ねいたします。
○議長(
尾山信義君)
下瀬委員長。
◎
民生福祉常任委員長(下瀬俊夫君) これ特措法の中に、そういう協議会の委員に対する例示規定が入っていますね。それを基づいて、大体10人程度を選びたいという話がありました。当然、それは市長が入っているわけですが、それ以外にも、法的なことがきちんと対応できるような弁護士であるとか、司法書士であるとか、あるいは不動産関係であるとか、そういうことについては、今後、協議会ができる段階で、きちんとした規則の中でうたっていくということになると思います。
○議長(
尾山信義君) ほかに御質疑はありませんか。
山田議員。
◆議員(
山田伸幸君)
基本理念が新しく追加されたわけですが、これまで市のほうでは、そういった考えを持っていなかったわけで、これを議会のほうで提案するということになりましたが、これについて執行側はどのような意見を持っておったのか、お答えください。
○議長(
尾山信義君)
下瀬委員長。
◎
民生福祉常任委員長(下瀬俊夫君) 執行側の意見ですか。 実は、県下で見ても、特措法以降つくられた条例でいえば、実はこの条例そのものは、県下でもかなり先行してつくられた条例なんですね。だから、特措法できて以降は、かなり一番おくれて提案された条例なんです。 県下の状況を見ると、
基本理念をうたっている自治体が、5つか6つぐらいあるんですね。お隣の下関もそうです。
基本理念をうたっています。 そういう点では、この条例の中に
基本理念をうたうことがいいのかどうなのかって、これはかなり委員会の中でも議論しましたし、当然、この条例は執行部を縛るわけですから、執行部とも意見調整をしながら、私は議論重ねてきました。 そういう中で、この内容については、執行部とも基本的に一致した内容だということは申し添えたいと思います。
○議長(
尾山信義君) ほかに御質疑はありませんか。
長谷川議員。
◆議員(長谷川知司君) このたび、この条例の中に
活用促進ということを言われたということは、とてもいいことだと私も思っております。 ただ、今までのような1つの部署だけで、この空家条例を担当するということには、
活用促進にはちょっと無理があるんじゃないかと思っております。 例として、隣の宇部市であれば、シティセールスの担当部署が、それを行っており、コミュニティーにその空き家を活用した場合は、300万円までの補助を出すというような思い切った政策もされていらっしゃいます。 当市において担当部署の協議をされたのかどうか、それをお聞きします。
○議長(
尾山信義君)
下瀬委員長。
◎
民生福祉常任委員長(下瀬俊夫君) 言われるように、今回、条例提案の原課が生活安全課なんですね。生活安全課がほとんどかかわっていたのは、いわゆる特定空家とか、いわゆる廃屋に関係する問題で、空き家の利活用について、そこが担当なのかどうなのかいう点では、大変疑問があるわけです。 ただ、今、行政の中に各課を網羅した、そういう協議会をつくって、全体的にこの空き家の利活用も含めた対応をしていくという方向性が出されていますので、これは担当が生活安全課だけではなしに、建設も含めて、そういう具体的な対応がされるんではないかなというふうに思っております。
○議長(
尾山信義君) ほかに御質疑はありませんか。岡山議員。
◆議員(岡山明君) 私のほうは、一般質問もこういう同じような質問をちょっとさせて、固定資産税絡みの話をさせていただいたんですが、このたびの9条の支援という形で、建物があると、これを壊すと、今、特例措置のほうが、6分の1がなくなる。200坪、60坪以上の建屋など、逆に3分の1と。 そういう特例がなくなる状況の中で、今回、条例が決まった状況の中で、じゃあ、逆に空き家として今度は撤去する場合、その恩恵措置もなくなると。そういう状況の中で、これらの措置を支援の形の中に今入っていないと。 今後、協議会の中で、こういう支援策のような形を話し合いができるかどうかと、そういう形をちょっとお伺いしたいんですが。
○議長(
尾山信義君)
下瀬委員長。
◎
民生福祉常任委員長(下瀬俊夫君) 空き家の撤去にかかわってですか。空き家の撤去にかかわってどうのこうのという話は、基本的にうちの委員会では、この今回の空家条例とは関係ないんじゃないかなと思うんですが。
○議長(
尾山信義君) 岡山議員。
◆議員(岡山明君) じゃあ、撤去に関しては、ちょっとこの条例とは別と。 そうしますと、支援という形で特例措置がなくなると、それは当然もう御承知と思いますが、そういう分で6分の1、3分の1の措置がなくなる可能性があると。それを今後、協議会の中で協議されるかどうかと、それをちょっとお聞きしたいんですが。
○議長(
尾山信義君)
下瀬委員長。
◎
民生福祉常任委員長(下瀬俊夫君) 済みません、質問の趣旨がよくわからんのですが、結局、今回の問題は、特定空家になる前の管理不適切空家という、いわゆる定義をつくって、いろんな空き家に対応できるようにしていこうという、とりあえず
空き家対策なんですね。 所有者が空き家を撤去するときに、税の優遇措置が云々かんかんというのは、ちょっとそりゃ別の話じゃないかなと思っているんですが、いかがですかね。
○議長(
尾山信義君) ほかに御質問は。(「もう一つだけ」と呼ぶ者あり) 岡山議員。
◆議員(岡山明君) じゃあ、この条例に関しては、特例措置の恩恵っていったらおかしいですけど、そういう形のお話はしていないということでいいですかね。
○議長(
尾山信義君)
下瀬委員長。
◎
民生福祉常任委員長(下瀬俊夫君) いやいや、だから、僕は今回の空家条例の問題は、今後、空き家計画、市内に広がっている空き家問題をどうするかということで、まずその定義をきちんとした上で協議会をつくると。協議会の中で、いろんな今後計画をつくっていくという、そういう手順を踏んで、方向性が示されたわけですよね。 今言われたように、撤去する上で税の優遇措置を云々というのは、これはやっぱり議論されるかどうかわかりませんが、今後の検討事項だろうと思います。うちの委員会では、そういう問題については議論しておりません。
○議長(
尾山信義君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
尾山信義君) これをもって質疑を終わります。 これより、議案第30号について討論、採決を行いますが、
委員長報告は修正でありますので、まず、委員会の修正案について討論、採決を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
尾山信義君) 討論なしと認めます。 これより、委員会の修正案について起立により採決いたします。委員会の修正案に賛成の方の起立を求めます。(賛成者起立)
○議長(
尾山信義君) 起立全員であります。よって、委員会の修正案は可決されました。 次に、ただいま修正議決した部分を除く原案について討論、採決を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
尾山信義君) 討論なしと認めます。 これより、修正議決した部分を除く原案について、起立により採決いたします。修正議決した部分を除く部分については、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(賛成者起立)
○議長(
尾山信義君) 起立全員であります。よって、修正議決した部分を除く部分は原案のとおり可決されました。────────────
△日程第4議案第50号 ────────────
○議長(
尾山信義君) 日程第4、議案第50号平成29年度
山陽小野田市
一般会計補正予算(第2回)についてを議題といたします。 本件に対し、一般会計予算決算常任委員長の報告を求めます。小野委員長。(小野 泰君登壇)
◎一般会計予算決算常任委員長(小野泰君) 一般会計予算決算常任委員会から御報告申し上げます。 6月9日の本会議において本委員会に付託された、議案第50号平成29年度
山陽小野田市
一般会計補正予算(第2回)について、16日及び19日に
委員全員出席のもと委員会を開催し、
慎重審査をいたしましたので、その概要と結果について御報告をいたします。 今回の補正の主なものは、当初予算において経常的経費や継続事業を中心とした骨格予算として編成されたことから、子育て総合支援センター整備事業や山陽地区公立保育所整備事業などの政策的事業、新規事業のほか、地域コミュニティ助成事業など取り急ぎ措置すべき案件の補正で、歳入歳出それぞれ2億7,275万8,000円を増額し、総額を歳入歳出それぞれ351億9,347万9,000円とするもので、この財源調整として、財政調整基金繰入金1億934万4,000円が増額されており、これにより財政調整基金の予算上の残高は28億6,945万5,000円となります。 それでは、主な内容について報告いたします。 まず、市役所本庁舎耐震改修事業について報告をいたします。 執行部の説明では、市役所本館は、平成26年度の耐震2次診断の結果、震度6以上の地震の震動及び衝撃に対して倒壊し、または崩壊する危険性があるということが判明した。これに伴い、平成32年度までに耐震補強工事を行い、あわせて老朽化に伴う改修工事を行うことで、市民サービスの拠点施設としての市役所機能の維持を図るとともに、防災拠点施設としての機能強化を図るものである。 主な内容は、耐震補強工事のための外壁劣化調査委託料616万8,000円と、改修工事のための本庁舎老朽化等調査委託料1,459万1,000円で、これらの調査の結果を基礎として、その後、具体的な実施設計に入るとのことでありました。 質疑の中で、「公共施設等総合管理計画では、5年後ぐらいから建てかえの検討に入るという方向が示されているが、耐震化を行い、今後どうするのか。建てかえを含め、先を見通した計画があるのか」との質問には、「現時点では持っていない。今回の老朽化調査、耐震補強の追加調査に基づき、可能な限り改修を行いたいが、できない場合は少し期間を見て、改修計画を持つ必要もある」との答弁がありました。 また、「建てかえの場合、事業費は幾らぐらいか」との質問には、「県内他市の場合、数十億円かかっているが、基金を積み立てた中で実施している。本来なら新庁舎建設が望ましいが、建設基金がゼロで、これをある程度積み立てないと難しい。基金などを積み立て、新庁舎の建設をしていきたい」との答弁がありました。 また、「将来の施設の管理について、統廃合も含めた見通しを立てないと、その場限りになる。取り急ぎ取り組んでもらいたいが、できるのか」との質問には、「計画自体は個別にこれからつくっていきたい」との答弁がございました。 次に、市民館整備事業について報告します。 執行部からの説明では、市民館について耐震診断の結果を受け、利用者の安全確保のために耐震補強工事を実施し、あわせて利便性の向上、施設の長寿命化のために改修工事を実施する。 このたびの補正は、エレベーター設置のための地質調査委託料688万2,000円と、耐震改修、つり天井耐震化、エレベーター設置の設計委託料2,966万8,000円等である。なお、財源については、緊急防災・減災事業債、合併特例債、合計3,690万円を充てているとのことでありました。 質疑の中で、「なぜ改修という結果になったのか」との質問には、「建てかえも視野に入れて検討したが、同程度の全面建てかえには、約30億円から40億円必要という試算が出た。また、建てかえでは全面閉館が3年から4年となり、その間、利用者に負担をかけるということが大きな問題で、小野田公民館との併設館でもあり、公民館の利用者にもできるだけ負担をかけないことが第一と考え、建てかえではなく、改修となった」との答弁がありました。 また、「判定結果が出て、平常と同じような利用をしても大丈夫だと言えるのか」との質問には、「できるだけ速やかに工事に入りたいので、このたび
補正予算を出した。一日も早く工事に着工し、利用者の安全を図りたい」との答弁がありました。 また、「市民館の耐震診断で、Is値0.09となっているが、公共施設等総合管理計画には、重複する施設、文化ホールであれば文化会館、体育ホールであれば体育館、この重複施設の検討には、廃止の方向もあったのではないか。重複する部分を除いた建てかえも考えたのか」との質問には、「あり方の検討は、最初のステップで十分行っている。廃止することで、文化会館の機能が麻痺してしまう可能性が非常に高い。また、市民館体育ホールについても、コンクリート張りで利用しやすい利点があるので、機能性を残すために、今の機能を保持したまま、今後も利用するほうが望ましいという結論に至った」との答弁がありました。 また、「学校については、Is値0.3以下であれば建てかえという目安があるが、ほかの公共施設について基準を持っているのか」との質問には、「持っていない。ケース・バイ・ケースで判断している」との答弁がありました。 次に、厚狭地区複合施設駐車場整備事業について報告します。 執行部の説明では、旧厚狭図書館跡地を購入し、隣接する市有地と一体的に整備し、厚狭地区複合施設の職員駐車場及びイベント等の臨時駐車場として利用するため、必要な整備を行うもので、工事請負費806万2,000円、用地購入費1,854万7,000円である。 また、歳入の厚狭地区複合施設整備事業債2,520万円については、合併特例債を充てるとのことでありました。 質疑の中で、「山陽地区公共施設再編基本構想では、複合施設の中に100台以上の駐車場が確保でき、さらに隣接する厚狭警察署跡地をイベント等の臨時駐車場や職員駐車場として利用できると記載されているが、今回新たに職員の駐車場を買うことに緊急性があるのか」との質問には、「現在、職員駐車場や複合施設で行われる行事などの臨時駐車場として、市土地開発公社所有の土地を借りているが、第三者への売却が決定したときには契約解除となるので、いつまでも今の状態を続けることはできない。厚狭地区複合施設の機能を十分に発揮するため、職員駐車場だけでなく、さまざまな行事に対応できる駐車場が必要であり、それが確保できる今を逃すべきではないと考えている」との答弁がありました。 また、「目的は職員の駐車場整備だが、市民の納得は得られるのか」との質問には、「職員だけでなく、施設利用者の駐車場としても整備をするもので、その財源として合併特例債を活用する。旧厚狭図書館用地は借地で、契約では原状に復旧して所有者に返還することになり、原状復旧には数千万円の一般財源が必要になる。これらのことを勘案し、この事業は施設利用者の利便性の向上が図られるとともに、旧教育事務所跡地、市有地の有効活用、それから財源として有利な合併特例債の活用で、一般財源が最小限で済むという面があり、これについては市民の納得は得られるものと考えている」との答弁がありました。 また、「土地開発公社の土地と、今回の土地を振りかえることはできないのか」との質問には、「市として行政目的のない用地、あるいは明確な取得目的、保有目的のない用地は取得できないので、振りかえ、交換はできない」との答弁がありました。 また、「今回の方法以外に合併特例債は使えないのか」との質問には、「この事業は厚狭地区複合施設の施設整備として合併特例債を活用することにしており、新市建設計画にのっとった借り入れとなるので、他の方法で活用できない」との答弁がありました。 次に、山陽地区公立保育所整備事業について報告します。 執行部の説明では、ことし1月に策定した
山陽小野田市公立保育所再編基本計画において、市内5つの公立保育所を取り巻く現状と課題を分析した結果、入所児童の不均衡や施設の老朽化、待機児童の発生等の共通の課題に加え、保育スペース不足などの個別の課題を抱えており、公立保育所の必要性を認識した上で課題を解消するための再編を行うことが必要であると判断した。 再編の基本方針は、小野田地区の日の出保育園について規模を拡大し、小野田駅北の市有地周辺を候補として建てかえ、山陽地区は現在の4園を2園に再編し、厚狭駅南部地区に新設。厚陽保育園は当面継続。定員は、小野田地区に整備する保育所は170人、厚狭駅南部地区に整備する保育所は140人、厚陽保育所は現在と同じ60人と設定した。 再編の完了は、平成33年度から34年度を目標としている。平成29年度、30年度の2年度にかけて基本設計委託を予定しており、今回の
補正予算は29年度分の基本設計委託料305万7,000円を計上し、この財源として、
まちづくり魅力基金繰入金300万円を充て、債務負担行為として期間を30年度、限度額713万1,000円を組んでいるとのことでありました。 質疑の中で、「再編する場所が厚狭駅南の新幹線の真下で、環境的な問題はないのか」との質問には、「基本設計委託において、騒音については配慮したい。しかし、現地は大変静かで、自然も周辺に残っており、主要道路にも近く、位置的にはいい土地である」との答弁がありました。 また、「旧厚狭図書館の跡地を検討したのか」との質問には、「場所の選定に当たって、民間保育所への影響も検討材料にしている。駅の北側には民間の保育所が幾つかあるので、その近くは外した」との答弁がありました。 また、「公立保育所を統廃合する場合、
まちづくりという観点から、地域の活性化はどうするのかも必要だと思うが、どう考えているのか」との質問には、「公共施設の統廃合と跡地利用については一体がいいと思っているが、待機児童の問題、老朽化の問題が出ており、これらを優先させた。跡地の検討については、行革のプロジェクトの中で今後進めていく」との答弁がありました。 全ての質疑の終了後、市役所と市民館の耐震化、公立保育所再編計画、厚狭地区複合施設の駐車場整備事業について、委員間で自由討議を行いました。それらの意見をもとに
附帯決議として取りまとめ、
委員会提出決議案として提出することにいたしました。 次に、討論の主な内容を報告します。 まず、反対討論では、「市民館の耐震化の問題で、市民が常に使っている文化ホールで0.09という数値が出ているが、通常の地震でどうなのかの検討がほとんどされておらず、全く何の説明も対応もしていないという点で、市民の命をどう考えているのか大きな疑問である。厚狭地区複合施設の用地購入の問題では、利用者協議会からの改善要望にほとんど答えずに、職員駐車場の確保のため二千数百万円を出す。計画的な行政と言いながら後手に回っている状況で、市民は納得しない。山陽地区の保育所統廃合の問題では、廃止される地域の住民に安心を与えるような方針が何も示されていない。入学貸付金制度の見直しの問題も含め、このことを指摘して反対する」。 次の反対討論として、「保育所の再編整備がなぜ駅南なのか全く理解できないし、跡地利用について全く計画が示されておらず、無計画なやり方について反対すべきだ。厚狭地区公共施設再編に基づく職員駐車場については、市民感情から考え、全く受け入れられない。再編基本構想は簡単に変わるような軽いものではない。目的を変えれば賛成するが、職員の駐車場プラスイベントということでは理解を得られないので反対する」。 次に賛成討論としては、「厚狭地区複合施設の職員駐車場について、借地という問題から入り、行政目的が後づけされている。このような手法はよくないが、有利な財源の合併特例債を使って借地問題を解決しようとしていることは、ある程度理解しなくてはいけないので賛成する」。 次の賛成討論としては、「厚狭地区複合施設の職員駐車場について、計画性に非常に不備な点はあったが、旧教育事務所の市有地の入り口部分を市のものにしないと、塩漬けの土地になっているということも含め、市益という立場から賛成する」。 以上であります。 採決の結果、賛成多数で可決すべきものと決しました。 以上で報告を終わります。
議員各位の慎重御審議のほどよろしくお願いをいたします。(小野 泰君降壇)
○議長(
尾山信義君) 一般会計予算決算常任委員長の報告が終わりましたので、これより質疑を行います。御質疑はありませんか。
山田議員。
◆議員(
山田伸幸君) 委員長にお尋ねをいたします。 まず、市民館の件なんですが、ここは私もよく行くんですが、利用が非常に多くて、スケジュールボードは常にほとんど埋まって真っ黒という事情の中で、これ本当、順次改修にしていくということで、利用者の皆さんから計画承認が得られるのかという、非常に不安があります。というのも、周辺に代替施設というのはないんですね。体育館については、隣の市民体育館もありますが、この市民体育館自身がもういっぱいいっぱいで、市民館の体育ホール利用者を受け入れる余地はほとんどないというふうに思います。 そういった点、それから第2点目として、Is値0.09の問題ですが、これが今までやっぱり放置されてきたと思うんですが、大地震に対するおそれが言われているんですが、それに至る前の、例えば震度4だとか5、このあたりがもし襲ってきたときに、利用者の安全が保てるのか、そういった点について審議状況、審議されていればお答えいただきたいと思います。
○議長(
尾山信義君) 小野委員長。
◎一般会計予算決算常任委員長(小野泰君) ちょっと確認したいんですが、1点目は……。(「代替施設」と呼ぶ者あり) 代替施設、はい。いいですか。
○議長(
尾山信義君) どうぞ。
◎一般会計予算決算常任委員長(小野泰君) 代替施設については、特に言及した質問等もございませんでした。 それから、Is値の件につきましては、資料をいただきました。資料をいただきましたが、このIs値0.09というのはあるんですが、これがどの地震でどうなるのかというところまでは、詰めた質疑はございませんでした。ただ、これを見て、ケース・バイ・ケースで行うんだという程度のことしかございません。 以上です。
○議長(
尾山信義君) ほかに御質疑はありませんか。
山田議員。
◆議員(
山田伸幸君) 2つ目の質問が、厚狭地区の複合施設に駐車場ということなんですが、ここの厚狭地区複合施設は、中庭が広大にあいております。そういったところに、一般の方々の駐車場を設けてほしいというような声もあるんです。しかし、そういったことはされておりません。もともとここは中庭をつくるというような計画もあったんですが、これも全く手つかずのままです。 そういった、それとか複合施設そのものに関して、いろいろなふぐあいがあって、利用者協議会等からかなり詳細な検討事項の申し入れがあったんですが、そういったこと一切されないまま職員の駐車場を整備するというのは、これ市民感覚からも、とてももたないような、そういう説明だと思うんですが、その点で皆さんの納得が得られたのかどうなのか、その点いかがでしょうか。
○議長(
尾山信義君) 小野委員長。
◎一般会計予算決算常任委員長(小野泰君) 非常に難しい質問なんですが、執行部は旧教育事務所跡地と図書館跡地、これを含めて駐車場にしたいと。 年に三、四回ぐらい、非常に駐車がオーバーするときがあるということで、
委員長報告もしましたように、警察署の用地は土地開発公社の用地ですから、これはもう売却をしたいということもございまして、それはいつ来るのかわからないということ等もありまして、そういうことを総合的に考えて、そういうふうになったという説明でございました。 ですから、委員の中から、後づけの説明ではないかというようなこともございました。 以上です。(「利用者協議会」と呼ぶ者あり) 利用者協議会から幾つかの要望があったということは聞いておりますが、中身については審議をしておりません。ただ、この中に、駐車場をつくってくれというのはなかったと、そういうことでございます。 以上です。
○議長(
尾山信義君)
山田議員。
◆議員(
山田伸幸君) 3点目の質問は、山陽地区公立保育所整備事業についてです。 先ほどの報告でも若干触れられているんですが、やはり津布田とか出合等は、今あるところから厚狭駅南部地区に引っ越しをするという提案があると。これに対して、やはり地元から、
まちづくりに対する不安が出されているわけですね。その辺が全く考慮がされていない。
まちづくりに対する影響が考えられていないという指摘があったと思いますが、そういった問題。 それと、環境面、新幹線の真下、騒音があって自然豊かでいいところというのは、私はこれ全く相反するような答弁がされていると思うんですが、その点について、それ以上の質疑には至らなかったのか、その点についてお答えください。
○議長(
尾山信義君) 小野委員長。
◎一般会計予算決算常任委員長(小野泰君) 保育園がなくなることへの代替ということで、地域の活性化を低下させない
取り組みを検討段階としか申し上げられないということでございます。 具体的には例えば、「津布田保育園の跡地については現在関係者と協議をしておるが、あそこについては、農地を借地して建てかえた経緯もあって老朽化も進んでおるし、湿地帯であると。近くに自治会館がありますが、高低差があるし、利用も難しいんで、非常に難しいんじゃなかろうか」ということでございました。 それから、出合は公民館の隣接であるということで、「下津は木造で年数がたっているが、今後の活用も考えられるので、公共施設等総合管理計画の中で統廃合について進めるが、片や、行革プロジェクト推進会議の中で有効活用について検討していこう」と、その程度の答弁でございます。
○議長(
尾山信義君) ほかに御質疑はありませんか。中島議員。
◆議員(中島好人君) 厚狭地区の駐車場の関係なんですけども、いわゆる再編基本構想では、もう駐車場は足りているというようなことから、今度こういうふうに購入というふうに変わった、根拠については説明があったんですけど、その辺の具体的にどこの場所でどういう形で決定変更がされたのか、具体的なところでの変更に至ったところの決定はどういう形で決定されたか、その辺についての御審議の内容についてお尋ねしたいというふうに思います。
○議長(
尾山信義君) 小野委員長。
◎一般会計予算決算常任委員長(小野泰君) この時点で決定したという、きちんとしたことはございませんが、「以前から図書館の跡地の民地については考えておったんだが、地権者と相談をして、このことは詰められなかったと。今回、地権者との協議が整ったので」と、この程度の答弁でございます。 以上です。
○議長(
尾山信義君) ほかに御質疑はありませんか。中島議員。
◆議員(中島好人君) もう一つ、要するに保育所が廃止されて、それで地域の住民に安心を与えるような方針がないということの反対討論の中身ありましたけども、やはりこれは非常に重要な中身を持っていると思うんですよね。 その辺では、今後、児童の安心を与えるような具体的な施策の検討については、具体的に委員会ではどういうふうな内容になったんでしょうか。
○議長(
尾山信義君) 小野委員長。
◎一般会計予算決算常任委員長(小野泰君) 先ほど
山田議員の質問にもお答えをいたしましたが、議員の中からも、跡地利用についての質疑はございました。ございましたが、なかなかお答えができにくい部分もございましたし、先ほど申しましたように、津布田であるとか出合であるとか、そういったとこについては今後詰めていきたいということでございます。 以上です。
○議長(
尾山信義君) ほかに御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
尾山信義君) これをもって質疑を終わります。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
尾山信義君) 討論なしと認めます。 これより、議案第50号について採決いたします。本件に対する
委員長報告は可決でありますが、賛成多数でありますので、起立により採決いたします。本件は
委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。(賛成者起立)
○議長(
尾山信義君) 起立多数であります。よって、本件は
委員長報告のとおり原案可決されました。────────────
△日程第5
委員会提出決議案第1号 ────────────
○議長(
尾山信義君) 日程第5、
委員会提出決議案第1号議案第50号平成29年度
山陽小野田市
一般会計補正予算(第2回)に対する
附帯決議についてを議題といたします。 提出者より
提案理由の説明を求めます。小野委員長。(小野 泰君登壇)
◎一般会計予算決算常任委員長(小野泰君) 朗読をもって提案とさせていただきます。 議案第50号平成29年度
山陽小野田市
一般会計補正予算(第2回)に対する
附帯決議。 本市議会は、議案第50号平成29年度
山陽小野田市
一般会計補正予算(第2回)に対し、下記のとおり決議する。 1、効率的かつ安定的な市政運営を行うためには、計画行政の遂行が極めて重要であることから、平成28年9月の定例会において、計画的な市政運営を求める決議を全会一致で可決し、しっかりとした計画のもと、市政運営を適切に行うよう要請をしたところである。 しかしながら、
委員会審査において、中・長期的な展望を踏まえた計画とは思えないという指摘が多く出された。 ついては、新体制においては、しっかりとした計画のもと、市政運営を適切に執行すること。 2、多くの市民が利用する市民館が、耐震診断の結果、大地震時に崩壊する危険性が高いことが、
委員会審査で初めて明らかになった。 ついては、このような市民に重大な影響を及ぼす案件は速やかに公表し、市の説明責任を果たすとともに、適切な対応をすること。 平成29年6月28日、
山陽小野田市議会。 以上、御審議のほどよろしくお願いいたします。(小野 泰君降壇)
○議長(
尾山信義君)
提案理由の説明が終わりました。 これより質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
尾山信義君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
尾山信義君) 討論なしと認めます。 これより、
委員会提出決議案第1号について採決いたします。本件は原案どおり決することに賛成の方の起立を求めます。(賛成者起立)
○議長(
尾山信義君) 起立全員であります。よって、本件は原案可決されました。本件の取り扱いについては、議長に一任願います。 ここで申し上げます。 先ほど議案第52
号山陽小野田市
組織条例の一部を改正する条例の制定についてが可決されましたので、それに伴う取り扱いについて協議するため、本会議を暫時休憩いたします。────────────午前11時15分休憩午前11時28分再開────────────
○議長(
尾山信義君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 お諮りいたします。休憩中に三浦議員ほか5人から、
議員提出議案第2号
山陽小野田市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定についてが提出されました。 これを日程に追加し、追加日程第6として議題にしたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
尾山信義君) 異議なしと認めます。よって、
議員提出議案第2号
山陽小野田市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定についてを日程に追加し、追加日程第6として議題とすることに決定いたしました。────────────
△追加日程第6
議員提出議案第2号 ────────────
○議長(
尾山信義君) 追加日程第6、
議員提出議案第2号
山陽小野田市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。 提出者から
提案理由の説明を求めます。三浦議員。(三浦英統君登壇)
◎議員(三浦英統君)
議員提出議案第2号は、
山陽小野田市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定についてであります。 改正の内容は、
山陽小野田市
組織条例が改正されたことに伴い、常任委員会の所管に属する事項を改めるものであります。よろしく御審議の上、議決くださいますようお願いを申し上げます。 以上でございます。(三浦英統君降壇)
○議長(
尾山信義君)
提案理由の説明が終わりました。 お諮りいたします。ただいま議題となっております本件については、
会議規則第36条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
尾山信義君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員会付託を省略することに決定いたしました。 これより本件について質疑を行います。御質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
尾山信義君) 質疑なしと認めます。 討論を行います。討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
尾山信義君) 討論なしと認めます。 これより、
議員提出議案第2号について採決いたします。本件は原案のとおり決したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
尾山信義君) 異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。────────────
△日程第7
山陽小野田市
選挙管理委員及び補充員の選挙について ────────────
○議長(
尾山信義君) 日程第7、
山陽小野田市
選挙管理委員及び補充員の選挙についてを議題といたします。 お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選により行いたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
尾山信義君) 異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決定いたしました。 お諮りいたします。指名の方法については、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
尾山信義君) 異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決定いたしましたので指名いたします。 それでは、
山陽小野田市
選挙管理委員について申し上げます。野田武廣氏、山本眞理子氏、縄田和子氏、三浦一男氏。 次に、補充員について申し上げます。第1順位、大谷春樹氏、第2順位、大﨑京子氏、第3順位、幸池章氏、第4順位、岡田千鶴子氏。以上の方々をそれぞれ指名いたします。 お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました方々を当選人と定めることに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
尾山信義君) 異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました方々が、
山陽小野田市
選挙管理委員及び補充員に当選されました。 ただいま当選されました方々に対し、文書でもって、
会議規則第31条第2項の規定により告知をいたします。────────────
△日程第8
議員派遣について ────────────
○議長(
尾山信義君) 日程第8、
議員派遣についてを議題といたします。 お諮りいたします。
会議規則第166条の規定による議員の派遣について、平成29年8月17日に光市で行われる山口県市議会議員研修会に議員19名以内を派遣することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
尾山信義君) 異議なしと認めます。よって、本件はそのように決定いたしました。────────────
△日程第9閉会中の調査事項について ────────────
○議長(
尾山信義君) 日程第9、閉会中の調査事項についてを議題といたします。 本件について、各常任委員長及び議会運営委員長から
会議規則第110条の規定により、お手元に配付してあります閉会中の調査事項についての表のとおり、閉会中の継続調査の申し出がありました。 お諮りいたします。各常任委員長及び議会運営委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
尾山信義君) 異議なしと認めます。よって、各常任委員長及び議会運営委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決定いたしました。 以上をもって、本会議に付された案件は全部終了いたしました。よって、平成29年第2回6月
山陽小野田市議会定例会を閉会いたします。どうもお疲れでございました。────────────午前11時33分閉会──────────── 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 平成29年6月28日 議 長 尾 山 信 義 署名議員 長谷川 知 司 署名議員 松 尾 数 則...